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茶杓づくりの講座を6月に日本橋三越カルチャーサロンで行います

 

 こんばんは。ことしも日本橋三越本店での茶杓講座を担当させていただくこととなりましたのでお知らせいたします。今回で3回目となる講座、昨年までは7月に行っておりましたが、今回は6月に行います。

 

「旅茶杓をつくろう」

日時:6月21日(日)14時~17時

講師:初田 徹

会場:三越カルチャーサロン 日本橋三越本店 新館9階(03-3274-8595)

 

 ご予約はこちらより→ 三越カルチャーサロン

(受付開始はオンラインが3月8日午前10時より、電話・店頭が3月11日午前10時よりです)

 

 削る茶杓は、茶箱に組んだり、日常にも使いやすい短めの寸法のものです。古材の煤竹を素材に、初めてのかたでもご自身で失敗せずに仕上げられるよう、安全なヤスリを用いて、時間をかけて仕上げます。少人数でおこない、自作の茶杓でお茶をいただくところまで、約3時間の講座です。


「旅茶杓をつくろう」6月21日(日)午後2時より
「旅茶杓をつくろう」6月21日(日)午後2時より

 下の写真のように、下ごしらえをした煤竹から、お好みのものを選んでいただき、そこから削り進めてゆきます。はじめに15分程度、座学で手順や茶杓の姿についてご説明をし、2時間余をかけて削ります。途中、随時ご質問があれば個別に応対いたします。

 

 これまでに二度、三越カルチャーサロンで同様の講座を持たせていただき、ご参加いただいた全員のかたが茶杓を仕上げることができました。基本的にはご自身で完成できるように準備しておりますが、必要に応じて私がお手伝いすることも可能です。

 

 刃物を用いて削りたいかたもいられるとは思いますが、講座では安全で失敗しにくいヤスリを使って、削りの手順、美しい姿のポイントや、使いやすいバランスなどを身につけていただきます(教室に刃物の持ち込みは出来ません)。刃物の扱いは茶杓とはべつに独習ができますので、独習では身につけにくい茶杓づくりのコツを持ち帰っていただくことを大事にしています。

 

 素材として用いる煤竹は、茅葺き屋根の古民家を解体する際に得られる、百数十年を経た貴重な古材です。


下ごしらえをした煤竹からご自身で茶杓の姿に
下ごしらえをした煤竹からご自身で茶杓の姿に

 ご参加にあたっては、とくに道具はお持ちいただかなくて結構です。削り屑などが出ますので、そうしたものが付いても問題ない、動きやすい格好でお越しください。道具は会場にございます。

 

 削った茶杓を保管したり、旅先に持ち運ぶための小さな桐箱もご用意しました。箱は付属品としてお持ち帰りいただきます。


みじかい旅茶杓は旅に携えたり日々に使っても
みじかい旅茶杓は旅に携えたり日々に使っても

講座のおしまいには、自作の茶杓で薄茶をいただきましょう
講座のおしまいには、自作の茶杓で薄茶をいただきましょう

 講座では、茶杓づくりを学ぶことも大事ですが、楽しい時間も大事にしたいと思います。おしまいに、ご自身でつくった茶杓で薄茶をいただくところまで、手や頭を働かせる楽しみと、目や鼻、舌で味わう楽しみとを。

 

 梅雨入り前、春と夏との合間のよい季節です。日本橋、銀座へのお出掛けがてらご参加いただけましたら幸いです。

 

「旅茶杓をつくろう」

日時:6月21日(日)14時~17時

講師:初田 徹

会場:三越カルチャーサロン 日本橋三越本店 新館9階(03-3274-8595)

 

 ご予約はこちらより→ 三越カルチャーサロン

 

(受付開始はオンラインが3月8日午前10時より、電話・店頭が3月11日午前10時よりです)

 

 ご参加をお待ちいたしております。