こんばんは。日本橋三越本店カルチャーサロンでの茶杓づくりの講座を終えました。今年ここまでの展示をすべて延期した私にとっては、この講座が今年最初のイベントです。人前に出るのも都心へ出るのも久しぶりでしたが、息切れしつつも完遂できて、ほっとしています。
ご参加くださいました皆さま、お知らせにご協力くださいました皆さま、ありがとうございます。今回も三越伊勢丹さんの安全対策のもと、三時間の講座を少人数で無事に実施することができました。
ご参加の皆さま、全員が最後まで集中して丁寧に取り組まれ、それぞれの個性が反映された茶杓を仕上げられました。なかなか密度のある時間で、講座の最中に写真を撮ることをすっかり忘れてしまい、完成品の写真がありません......。
茶杓の準備段階、素材となる煤竹の下拵えの写真でご容赦ください。
かなり削り込んだものから、ほとんど削っていない素材など、用意した煤竹からご自身の好みに応じて選んでいただき、そこから三時間かけて、それぞれの旅茶杓を削りました。
講座の時間を終え、ご質問への応答、後片付けなどして外へ出ますと、夏至とはいえ外はずいぶん暗くなっていました。
単発の講座として、今回で3回目となる三越さんでの茶杓講座は、次回も実施に向けて早速準備中です。これまで2017年、2019年、2020年と、1~2年おきに実施して参りましたが、次回は1年を待たず今年の年内に実施が実現できるようにと相談しているところです。
まだしばらく世の中の状況がどうなるか不透明ですが、今回ご参加できなかったかたには、次回のお知らせを気にしていただけましたら幸いです。
今回もありがとうございました。