立秋。
とはいえ猛暑。
ざっくりと目の透いた籠に秋の色を入れて、心のうちの季節を進めます。
籐組掛花籠にオトギリソウ(ヒペリカム)を入れました。
花屋さんで同じように「ヒペリカム」という名で売られるものでも、姿はとりどりに異なるもので、このたび求めたものは野草らしい表情を残しています。
緑から赤へ、葉色のグラデーションが美しく、色濃く染まった実がところどころアクセントに。
ことしの梅雨の雨には憂鬱になりましたが、梅雨明けからの猛暑ぶりにも参ります。残暑というには厳しすぎる暑さが、まだしばらくつづきそうです。