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茶杓づくりの講座を12月に日本橋三越カルチャーサロンで行います

 

 こんにちは。12月7日に日本橋三越本店にて茶杓講座を開催いたします。今回は初めて平日に行います。

 

「旅茶杓をつくろう」

日時:12月7日(月)14時~17時

講師:初田 徹

会場:三越カルチャーサロン(日本橋三越本店 新館9階 / TEL: 03-3274-8595)

 

 ご予約はこちらより→ 三越カルチャーサロン HP

(受付開始はオンラインが9月5日午前10時より、電話・店頭が9月11日午前10時よりです)


講座「旅茶杓をつくろう」三越カルチャーサロンにて
講座「旅茶杓をつくろう」三越カルチャーサロンにて

 削る茶杓は、茶箱に組んだり日常にも使いやすい短めの寸法のものです。

 

 古材の煤竹を素材にして、初めてのかたでもご自身で失敗せずに仕上げられるよう、安全なヤスリを用いて、時間をかけて仕上げます。少人数で約3時間の講座です。

 

 私が下ごしらえをした煤竹から、ご自身で材を選んでいただきます。まず、座学で削りの手順や茶杓の姿についてご説明をしたのち、2時間余で削ります。途中、ご質問があれば随時個別に応対いたします。


茶杓を削る前の下ごしらえをした煤竹
茶杓を削る前の下ごしらえをした煤竹

さまざまな姿形の茶杓になります
さまざまな姿形の茶杓になります

 これまでに三度、三越カルチャーサロンさんで同講座を持たせていただき、ご参加いただいた全員が茶杓を仕上げることができました。基本的にはご自身で完成できるよう準備しておりますが、必要に応じて私がお手伝いすることも可能です。

 

 刃物を用いて削りたいかたもいらっしゃるかと思いますが、講座では安全かつ失敗しにくいヤスリを使って、削りの手順や美しい姿のポイント、実際に使いやすいバランスなどを身につけていただきます(刃物の持ち込みはできません)。刃物の扱いは独習ができますので、独学では身につけにくい茶杓づくりの要点を持ち帰っていただくことを大事にしています。

 

 素材として用いる煤竹は、茅葺き屋根の古民家を解体する際に得られる、百数十年以上を経た貴重な古材です。

 

 ご参加にあたっては、とくに道具はお持ちいただかなくて結構です。削り屑が付いても問題ない、動きやすい格好でお越しください。道具は会場にございます。

 

 削った茶杓を保管したり、旅先に持ち運ぶための小さな桐箱もご用意しました。箱は付属品としてお持ち帰りいただきます。


これくらいの小ぶりの茶杓ができあがります
これくらいの小ぶりの茶杓ができあがります

 ご自身の手で感じ、目で観察しながらの創作を通じて、日常とは異なる何かを持ち帰って頂けましたら幸いです。

 

「旅茶杓をつくろう」12月7日(月)14時~17時

 

 ご予約はこちらより→ 三越カルチャーサロン HP

 

 ご参加をお待ちいたしております。