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煤竹菓子切り「ささのは」の削り初め

 

 こんにちは。きのうまでの厳しい寒さがやわらぎ、昼間は晴天でやや過ごしやすい日和でした。

 

 削りたての煤竹菓子切り「ささのは」を、吉祥寺のOUTBOUNDさんへ納品しました。古民家の囲炉裏とともに百数十年を経過した古材の、とりどりの色合いと手触りを感じていただける菓子切りです。

 

 一枚目の写真の器は、同店取扱い作家の須田二郎さん作。竹の菓子切りは、器にやさしい道具です。


煤竹菓子切り「ささのは」 竹工芸家 初田 徹 作
煤竹菓子切り「ささのは」 初田 徹 作

煤竹菓子切り「ささのは」。焼き菓子と抹茶と。
煤竹菓子切り「ささのは」。焼き菓子と抹茶と。

菓子切りを削るまえ、下ごしらえの煤竹
菓子切りを削るまえ、下ごしらえの煤竹

 和菓子だけでなく洋菓子や、あまり硬すぎない果物にも使えます。抹茶、茶の湯の時間はもちろん、コーヒー、紅茶でのおやつの時間にもどうぞ。

 

 菓子切りは、素材の煤竹にも限りがあり、ひとりで削ることのできる数にも限りがあります。今後も数は増やせませんが、なるべく長く継続して作りつづけられればと考えています。