こんにちは。旅茶杓オンライン展にご来場いただき、ありがとうございます。今回はみじかい寸法の茶杓を計20点、順に展示します。
7月9日(金)夕刻に公開し、お申し込みは翌10日(土)の日本時間午前10時から11日(日)の17時まで、メールでお受けいたします。今回は抽選方式に致しますので、焦らずにお申し込みください。詳細はページの一番下に記載します。
受付時間以前のお申し込み、メール以外のSNS等でのお申し込みは無効となりますのでご注意ください。
*ご購入はお一人様、一点とさせて頂きます。
*第三希望までのお申し込みをお受けします。(詳細はページ末尾に)
*価格は税込で、会期中の価格です。
*会期中は送料無料でお届け致します。お届け先は日本国内のみとさせて頂きます。
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『煤竹旅茶杓.C』
○ 寸法......長さ 133ミリ 幅 12ミリ
○ 付属品......茶杓を収める桐箱がつきます。筒なしの茶杓です
○ 価格......¥22,000-
古材の煤竹を用いた、みじかい寸法の茶杓です。
「煤竹」とは茅葺き屋根の古民家で建築素材として用いられた古材です。江戸時代の末頃に建てられた民家で、百数十年から二百年前後も囲炉裏の煙で燻されることで生まれる貴重な材です。使用に差し支えない古い傷跡がある場合もございますが、見所として捉えていただけましたら幸いです。
茶箱に組むのに適した短かい寸法の茶杓ですが、箱に収めて旅先に携えたり、日々のお茶の時間に用いるのもよいものです。
○ 茶杓の特徴......櫂先から切止まで暗褐色の煤竹です。節上は幅広で浅めの樋(凹型の溝)で、樋の中央は低い凸型に隆起しています。節下は4割ほどが表皮の削げ落ちた荒々しい表情で、表皮の残った部分との対比が見所になっています。
櫂先は左下がりの一文字。竹の丸みは少なく、節低く全体的にフラット。Bの茶杓と似た姿ですが、やや幅広で、節の位置が5ミリほど櫂先寄りであり、色味も若干明るめの色です。現代的な雰囲気のBに比べて古典よりの印象です。切止は一刀。重心は節より少し下の位置です。
節上に数センチつづく細いヒビがあり、表皮にも細かな傷が見えます(4枚目の写真参照)が、拭き漆で補強しています。侘びた雰囲気のある茶杓ですので、時代を経た道具と合わせるのに良いかと思います。
○ お取扱いの注意点
1. 竹の茶杓は抹茶専用です。その他の調味料、食品、飲料等には使用できません。
2. 竹の茶杓は、水に濡らしたり熱を加えると変形します。洗うことはできませんので、お使いの後には乾いた柔らかい布で抹茶をやさしく拭うにとどめてください。
3. お使いにならない時には、付属の桐箱に収めて、湿気が少なく、エアコンの風や直射日光の当たらない、風通しの良い場所で保管してください。適度にお使いいただくことで竹の状態も確認でき、長くお使いいただけます。
○ お届けについて......桐箱に収めた状態で簡単に包装し、7月中旬にクロネコヤマトの宅急便でお送りします。お届け時間帯のご希望がございましたら、お申し付けください。
*恐れ入りますが、プレゼント包装や配達日指定等の個別のご要望はお受けできません。あらかじめご了承ください。
○ お申し込み方法......こちらのお問い合わせフォームより、作品タイトルと必要事項を記して、メールでお申し込みください。受付開始時刻は7月10日(土)午前10時です。受付終了時刻は7月11日(日)の17時です。抽選は12日(月)に行います。
第三希望まで、お受け致します(ご購入は一点のみです)。その際には「第一希望」「第二希望」等、個別にご記載くださいますようお願い致します。抽選については、第一希望のお客様から抽選をまず行い、第一希望でのご予約のなかった作品から第二希望、第三希望の順に抽選を行います。
メールには以下の5点をご記載ください。
・「煤竹旅茶杓 ○(←ご希望の茶杓のアルファベットを記入して下さい)」と記載
・お名前
・お届け先のご住所と郵便番号
・お電話番号
・メールアドレス(ときどき誤記入がございますので、よくご確認くださいますと幸いです)
*今後の展示のご案内状の送付を希望される方は、「DM希望」等、お書き添えください(任意)
お申し込みをいただきましてから、半日程度のあいだに確認のメールをお送り致します。返信がない場合には、恐れ入りますが再度お問い合わせ下さい(お申し込みはメールフォームに統一いたしますが、確認のご連絡についてのみSNSのメッセージでもお受け致します)。
12日の抽選終了後に、結果をお伝えいたします。
ご当選のお客様には、指定口座へ代金のお振込みを頂きましたのち、7月中旬に発送いたします。
ご覧いただき、ありがとうございます。つぎの茶杓につづきます。