こんばんは。上海のRoad of Tea galleryでの個展を今年も終えました。ご来場くださいました皆様、ご支援くださいました皆様に御礼申し上げます。
2020年、2021年とつづけて海外の同じギャラリーで個展を開催することができました。不安定な状況下で無事に開催できたことに感謝します。
私自身は日本国内を向いて仕事をしてきましたが、5年前、2016年の秋に豪州の美術館(NGV)で作品を展示、収蔵していただいたことをキッカケに、異国を含めて何が出来るかを現実的に意識するようになりました。
大小の経験、人同士のご縁が繋がって、少しずつ自分の仕事の輪が広がってきたことを感じます。改めて皆様に御礼申し上げます。ありがとうございます。
* * *
Road of Tea galleryから送っていただいた写真をいくつか掲載いたします。中国茶の道具づくりも上海での二度の個展、京都での今夏の二人展の経験を経て、日本の茶の道具につづいて私の中で仕事として定まってきました。個々の作品については、また機会を改めてご紹介できればと思います。
最後の写真の、私の個展の案内状に添えられた稲穂のような植物と、丸い盆が印象的です。竹が担ってきた農との関わり、繰り返す月の満ち欠けを想起します。
昨年、今年と、諦めた企画は幾つもありますが、また訪れるであろう次の機会、その次の機会を生かすことができるように、ひきつづき日々を大事に過ごしてゆきます。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。