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個展「結ぶ 継ぐ」を東京のMIN GALLERYで開催いたします。5/12~

 

 こんにちは。5月12日より東京 学芸大学駅のMIN GALLERYにて個展を開催いたします。

 

「結ぶ 継ぐ」

Toru Hatsuta Exhibition

2022.5.12 thu. - 15 sun. & 5.19 thu. - 22 sun.

13:00-19:00(*until 5pm on the last day only / 最終日は17時まで)

 

MIN GALLERY

東京都目黒区鷹番 3.5.6  2F

(東急東横線 学芸大学駅西口より徒歩3分)

 

 ※ 木金土日の4日間×2週の展示です。

 ※ 会期中は8日間、毎日13時から16時まで在廊を予定しております。

 ※ Photo: Yumiko Miyahama


煤竹茶杓 / 煤竹旅茶杓 / 竹細編装甲蓋物(竹工芸家 初田徹 作)
煤竹茶杓 / 煤竹旅茶杓 / 竹細編装甲蓋物

煤竹金彩結継ぎ茶則 / 煤竹中国茶杓(竹工芸家 初田徹 作)
煤竹金彩結継ぎ茶則 / 煤竹中国茶杓

竹細編掛花籠(竹工芸家 初田徹 作)
竹細編掛花籠

志を立ててより丸二十年を迎える五月です。

遅々として拙くとも、

つづけることで、

いつか竹工芸家として

歴史の一端を継ぐ時を夢想し、

ひとつひとつ仕事を結びます。


竹六ツ目編掛花籠(竹工芸家 初田徹 作)
竹六ツ目編掛花籠

竹組金彩手付籠(竹工芸家 初田徹 作)
竹組金彩手付籠

煤竹茶杓(竹工芸家 初田徹 作)
煤竹茶杓

蓋物は茶筅が収まる大きさの籠です。(竹工芸家 初田徹 作)
蓋物は茶筅が収まる大きさの籠です。

 籠はいずれも艶を抑えた拭き漆で仕上げています。手付きの籠と蓋物の籠は、内に和紙、さらにそれぞれ異なる裂で内張をしています。

 

 蓋物の籠は、茶籠や酒籠などいろいろ作ってきましたが、今回は初めて茶筅の大きさに合わせて作りました。茶筅専用というわけではありませんので、ご自身の用途を見出していただければとおもいます。


中国茶の茶杓(左)と日本の茶の湯の茶杓(右)(竹工芸家 初田徹 作)
中国茶の茶杓(左)と日本の茶の湯の茶杓(右)

 これまで日本のお茶の道具をつくることについて、仕事の中心の軸として取り組んできました。一昨年からは中国茶器も国外での展示を重ね、今回は国内の個展としては初めてまとまった点数の中国茶杓と茶則を展示いたします。

 

 お茶、お花、目的に応じて変化する竹の曲線の美しさを、見て触れて感じていただけましたら嬉しくおもいます。

 

 展示は5月12日(木)より。ぜひご来場ください。