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秋から冬へ|六つ目の竹籠と

 

 こんにちは。十一月の初旬は暖かい晴天がつづきました。皆既月蝕の夜を経て、空気が冬に入れかわったようです。

 

 紅葉も少しずつすすんでいます。早くも散りはじめたソメイヨシノの紅葉を集めて、六つ目編みの竹籠と。


落ち葉と六つ目編みの竹籠
落ち葉と六つ目編みの竹籠

染井吉野の紅葉
染井吉野の紅葉

染井吉野の紅葉

 春に満開の花を見せてくれるソメイヨシノ。色づくや散ってしまう紅葉も、花と同じように潔いものです。樹上の紅葉にカエデのような鮮やかさはありませんが、散って地面を彩るさまはなかなか美しいものです。



黄に色づいた柿の葉

 秋から冬へうつろう時期、身近な道を歩きながら色を集めます。




竹六つ目編み小籠
竹六つ目編み小籠

 ときどきつくっている掌に乗るほどの小さな六つ目編みの籠。身近な草花を添えると、室内に広々とした野原の風景を想像できます。

 

 今年も大晦日までひと月半。あっという間に暮れてしまう日々を忙しく動きます。