こんにちは。10月29日(日)に日本橋三越本店のカルチャーサロンにて茶杓講座を開催いたします。1日集中の講座です。
「旅茶杓をつくろう ~日々持ち運びできる短い茶杓をつくりましょう~」
日時:10月29日(日)14時~17時
講師:初田 徹
会場:三越カルチャーサロン(日本橋三越本店 新館9階 / TEL:03-3274-8595)
ご予約はこちらより→ 三越カルチャーサロンHP
(ご予約はオンライン、および三越カルチャーサロン店頭、お電話にて)
講座でつくる茶杓は、茶箱に組んだり日常にも使いやすい短めの寸法のものです。
古材の煤竹を素材にして、初めてのかたでもご自身で失敗せずに仕上げられるよう、安全なヤスリを用いて、時間をかけて仕上げます。少人数で約3時間の講座です。
私が下ごしらえをした煤竹から、ご自身で材を選んでいただきます。まず、座学で削りの手順や茶杓の姿、竹の性質についてご説明をしたのち、2時間余で削ります。途中、ご質問があれば随時個別に応対いたします。
これまでに四度、三越カルチャーサロンでの同講座を持たせていただき(五回目は新型コロナウィルスの影響により中止しました)、ご参加いただいた全員が茶杓を仕上げることができました。できるだけご自身の手で完成できるように準備しておりますが、必要に応じてお手伝い致します。
講座では安全にかつ初めてでも失敗しにくいヤスリを使って、削りの手順や、それぞれの竹に応じた美しい姿のポイント、実際に扱いやすいバランスなどを身につけていただきます(刃物の持ち込みはできません)。もしも将来刃物で削りたくなった場合に、削りのポイントを理解していれば刃物の扱いは繰り返しの独習で徐々に身につけてゆくことができます。講座では独習で身につけることの難しい茶杓づくりの要点を持ち帰っていただくことを大事にしています。
素材として用いる煤竹は、茅葺き屋根の古民家を解体する際に得られる、百数十年から二百年前後を経た貴重な古材です。
ご参加にあたっては、とくに道具はお持ちいただかなくて結構です。削りくずがついても問題ない、動きやすい格好でお越しください。材料と道具は会場にございます。(作品お持ち帰り用の袋だけご持参ください)
仕上げた茶杓を保管したり、旅先に持ち運ぶための小さな桐箱もご用意しました。箱は付属品としてお持ち帰りいただきます。
ご自身の手で感じ、目で観察しながらの創作を通じて、日常とは異なる何かを持ち帰って頂けましたら幸いです。
「旅茶杓をつくろう」10月29日(日)14時~17時
ご予約はこちらより→ 三越カルチャーサロン
しばらく中断しておりました講座、久しぶりの機会となります。暑い季節を過ぎて、ご参加の皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしております。