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近況とお知らせ|2024-08

 

 こんにちは。9月になりました。少なくとも月に一度くらいはこちらのブログで近況報告をしたいと考えています。7月末の更新から8月を通り越してしまいましたが、先月を振り返ります。

 

 まずはこの記事のサムネイルの写真の話から。


虎ノ門ヒルズでの池半さんの催事の様子
虎ノ門ヒルズでの池半さんの催事の様子

 8月はじめ、虎ノ門ヒルズで行われた京都の池半さんの催事にて、中国茶器をいくつかご紹介いただきました。会場での茶会でも拙作の中国茶器を用いて頂いたようですので、そちらもご覧いただいたお客様がいらっしゃるかもしれません。猛暑のなか足を運んでいただき、ありがとうございました。

 

 私も一般の訪問者として会場を訪ね、「夕立ち」と名付けられたお茶の詰め合わせを買い求めました。ゲリラ豪雨ばかりの昨今の夏ですが、夕立ちという響きがやはり良いものです。


煤竹中国茶杓と煤竹茶則 竹工芸家 初田徹 作
煤竹中国茶杓と煤竹茶則

 初夏の頃から制作をしておりました品々、中国茶器を中心に京都のKYO AMAHAREさんと池半さんに順次納品をいたしました。KYO AMAHAREさんには抹茶のための道具も納品しております。

 

 古材の煤竹に金箔を漆で張り、拭き漆を重ねて仕上げた茶則も新たに制作をしましたので、京都へお出かけの際にはぜひ両店でご覧くださいましたら幸いです。それらの写真は、また機会を改めて掲載できればと思います。

 

 そして、今回の納品はありませんが京都では茶ノ路 Road of  Tea Galleryでも、茶器、花器など拙作を多数お取り扱い頂いております。銀閣寺ちかく、哲学の道沿いのギャラリーです。そちらもぜひお運び下さい。

 

・KYO AMAHARE 京都府京都市中京区蛸薬師通柳馬場東入油屋町 127番地

 

・池半 京都府京都市下京区都市町 143-11

 

・茶ノ路 Road of  Tea 京都府京都市左京区浄土寺下南田町 134-12

 

 KYO AMAHAREには茶房、池半には茶室/茶藝室が設えられ、そちらで拙作をお使い頂いております。

 

 また池半には隣接して一棟貸しの宿 鴨半がございます。昨年の個展では私も宿に宿泊させていただきました。その時の写真もあるのですが、掲載しないまま時間が経ってしまいました。。。

 


白竹の竹ひご(制作途中)
白竹の竹ひご(制作途中)

 ここしばらく茶杓などの茶の湯の道具、そして茶則をはじめとする中国茶器を中心に仕事をする時間がつづきました。今後もその傾向はつづくと思いますが、作品としての竹籠の制作も少しずつ進めております。

 

 それらもご覧いただける機会が近づきましたらお知らせを致します。

 

 写真の撮影や整理をしてブログを更新するまで、それなりに時間が掛かってしまうもので、制作の進行に余裕がないなかでは更新が疎かになりがちです。つぎは9月の近況報告、その他の更新もできるだけおこないたいと思いますので、ときどき覗いていただけましたら幸いです。

 

 今年も例年以上の猛暑に夏バテ気味ですが、ようやく朝晩は涼しく感じられるようになってきました。外を散歩しようという気持ちにもなれそうです。体力気力を回復しながら、実りの秋を目指します。

 

 皆様もよいひと月になりますように。